2025年11月30日、院長の趙が接着修復の分野で高い評価を受けている飯田真也先生の「オーバーレイセミナー」を受講してきました。今回は4名のみの少人数プライベートセミナーで、模型を使った形成実習も含まれ、とても密度の高い学びの時間となりました。
歯の治療では、むし歯を大きく削ったあとや根の治療後には、保険診療の場合クラウン(被せ物)になることが多くあります。しかしクラウンは、歯を大きく削る必要があるため、残った歯が弱くなるという問題があります。結果として、将来欠けたり割れたりしやすくなったり、外れたときに 再治療が難しく、抜歯になるリスクが高くなる場合もあります。
その点、今回学んだ 「オーバーレイ」は、歯を守るという点で大きなメリットがあります。
オーバーレイは必要な箇所だけをセラミックで覆う方法で、クラウンのように歯を大きく削りません。


そのため、
- 歯をできるだけ残せる
- 歯の寿命を延ばしやすい
- トラブルが起きても再治療がしやすい
という特徴があります。
また、学術的にも 5年で92〜95%、10年で約90%が良好に機能していると報告されており、クラウンと比較しても非常に優れた長期予後が示されています。
当院では歯の保存を大切に考えており、条件が合う患者さまにはオーバーレイという選択肢もご提案できるようにしています。
「なるべく歯を削りたくない」「歯を長持ちさせたい」という方には、特に適した治療法と言えます。
今回のセミナーでは、飯田真也先生から直接アドバイスをいただきながら、形成のコツや接着の手順など、精度の高い治療のために大切なポイントを改めて見直すことができました。
これからも最新の技術や知識を取り入れながら、患者さまにとって最良の治療をご提供できるよう努めてまいります。

